NotebookLM、動画解説が日本語対応!無料でYouTube動画も量産可能に!
どうも、Fujinです。
このラジオでは、ゲーム業界や生成AIの最新トレンドなど、テクノロジーをテーマにお届けしています。
いやー、最近、僕が住んでいる金沢が熱いんですよ。
というのも、いろんなところでアニメの展示会が開催されていまして。
少し前には、21世紀美術館で「葬送のフリーレン」の企画展があったので、ふらっと行ってきたんです。
どんな展示内容なのか全く知らずに行ったんですけど、これが想像以上にすごかった。
かなりしっかりと作り込まれていて、「こんなにクオリティ高くやるんだ!」って、正直びっくりしましたね。
アニメ系の展示会って、実はこれが初めてだったんですけど、めちゃくちゃ楽しめました。
フリーレンはアニメで見ていたんですが、内容をなんとなくしか覚えていない状態でも、「あー、こんなシーンあったな」なんて思い出しながら巡ることができて、すごく面白かったです。
他にも「薬屋のひとりごと」の展示会もやっているみたいで、最近の金沢はアニメ関連のイベントが豊富ですね。
こういうのを目の当たりにすると、やっぱりアニメや漫画のIP(知的財産)の力って絶大だなと改めて感じます。
日本が世界に誇るこのIPという強みを、これからもっと伸ばしていくべきなんじゃないかな、なんてことを考えさせられました。
特に、これからのAI時代、そしてWeb3の時代においても、この「IP」の価値はますます重要になってくるはずです。
これだけ魅力的なIPを生み出せる力がある日本は、まだまだやれることがたくさんあるんじゃないかと、そんな可能性を感じた一日でした。
はい、というわけで、前置きが長くなりましたが、本題に入っていきましょう。
今回のテーマは「NotebookLM」です。
■もはや必須ツール? 僕のNotebookLM活用術
皆さん、NotebookLM、使っていますか?
Googleが提供している無料のAIツールなんですが、これがもう、めちゃくちゃ便利で。
僕なんて、もはや毎日のように使っています。
じゃあ、具体的にどう使っているのかというと、まさにこのポッドキャストの制作にフル活用しているんですよ。
収録した音声データをNotebookLMに放り込んで、文字起こしをしてもらったり、毎回悩むタイトルを考えてもらったり。
正直に言うと、このポッドキャストのタイトルの7割くらいはAIが考えてくれたものです(笑)。
AIが提案してくれたものを、僕がちょっと修正したり、組み合わせたりして使っている感じですね。
こんな風に、僕のコンテンツ制作の裏側をがっちり支えてくれているのがNotebookLMなんです。
■【衝撃】日本語対応した新機能「動画解説」が革命的すぎる
そんなNotebookLMを使い倒している僕ですが、少し前にとんでもない機能が追加されたのをご存知でしょうか。
その名も「動画解説」機能。
名前の通り、ソースとして入力した情報(テキストデータなど)を基に、AIが解説動画を自動で生成してくれるという、まさに未来の機能です。
ただ、これまでは英語にしか対応していなくて、「すごいけど、日本ではまだ使えないな…」と、もどかしい思いをしていたんです。
ところが、ついに、この「動画解説」機能が日本語に対応しました!
これ、本当にすごいことなんですよ。
実際に僕も試してみたんですが、生成される動画のクオリティが本当に高い。
まず、音声ナレーションが自然な日本語になっているのはもちろん、動画内で表示されるスライドのテキストもしっかりと日本語化されています。
デザインも洗練されていて、正直、「もうYouTubeの解説動画とか、これで十分なんじゃないか?」と思ってしまうほどのレベルなんです。
しかも、これがたった数クリックで、9分程度の動画を生成できてしまう。
今までも音声コンテンツの生成はできましたが、ついに動画まで作れるようになってしまったわけです。
しかも、無料で。
Googleさん、本気出しすぎです(笑)。
この進化のスピードは本当に凄まじいものがありますね。
まだ使ったことがないという人は、本当に損しているので、ぜひ一度触ってみてください。
■NotebookLMで変わる「学び」の未来
この「動画解説」機能、単にコンテンツ制作が楽になるというだけではありません。
僕は「学習」のあり方を根底から変えるポテンシャルを秘めていると思っています。
どういうことかというと、例えば、あなたが勉強したいと思っている教科書や参考書のデータをNotebookLMに読み込ませます。
そして、「動画解説」ボタンをポチっと押す。
たったこれだけで、その内容を解説してくれるオリジナルの講義動画が完成してしまうんです。
これって、すごくないですか?
今までは、オンラインの動画教材サービスを契約したりするのが一般的でしたよね。
僕も学生の頃、そういったサービスを使っていました。
でも、これからはNotebookLMさえあれば、どんな分野でも自分専用の解説動画が作れてしまう時代になったんです。
さらに、「この章のこの部分だけを、もっと分かりやすく解説してほしい」と思えば、その範囲を指定して動画を生成することも可能です。
自分の苦手な部分や、弱点をまとめたデータがあれば、それを基に「弱点克服に特化した解説動画」だって作れるわけです。
まさに、一人ひとりに最適化された「パーソナライズ学習」の実現です。
この機能が教育現場に普及したら、学習効率は飛躍的に向上するんじゃないでしょうか。
■情報収集からアウトプットまで!NotebookLMの底力
NotebookLMのすごさは、動画解説だけじゃありません。
僕が特に便利だと感じているのが、YouTube動画の要約機能です。
他のAIツールだと、YouTubeのリンクを貼り付けても、うまく情報を抽出してくれなかったり、要約の精度が低かったりすることが多いんです。
でも、NotebookLMは開発元がGoogleなので、同じくGoogle傘下のYouTubeとの連携が非常にスムーズ。
驚くほど正確に動画の内容をまとめてくれます。
また、情報収集の効率を爆上げしてくれるのが、「NotebookLM Web Importer」というブラウザの拡張機能です。
これをインストールしておけば、気になったWebサイトやブログ記事を閲覧しているときに、ボタンをワンクリックするだけで、そのページの内容をNotebookLMに保存できるんです。
いちいちURLをコピー&ペーストする手間が省けるので、リサーチがめちゃくちゃ捗りますよ。
さらに、NotebookLMは集めた情報を基にマインドマップやレポート、学習ガイドまで作れてしまいます。
正直、ちょっとした調べ物や資料作成なら、わざわざChatGPTやGeminiを使わなくても、NotebookLMだけで完結してしまうことも少なくありません。
むしろ、特定の情報ソースに基づいて回答を生成してくれるので、ハルシネーション(AIが嘘をつくこと)が起こりにくく、より精度の高いアウトプットが期待できる場合もあります。
■動画生成AIツールの最前線
ここまでNotebookLMの魅力を語ってきましたが、世の中にはさらに専門的な動画生成AIツールもたくさん登場しています。
NotebookLMを入り口に、もっと本格的な動画制作に挑戦したいという方は、これから紹介するようなツールを試してみるのも面白いかもしれません。
- AIアバターが喋る!リアルな動画を生成HeyGenやSynthesiaといったサービスが有名です。これらは、AIで生成したアバターが、入力した台本を自然な口の動き(リップシンク)で話してくれる動画を作成できます。僕もSynthesiaを試してみたのですが、選択する音声によっては日本語が少し不自然に聞こえることもありましたが、技術の進化は目覚ましいものがあります。企業の研修動画やプレゼンテーションなど、顔出しせずに動画を作りたい場合に非常に便利ですね。
AIアバターが喋る!リアルな動画を生成
- HeyGenやSynthesiaといったサービスが有名です。
- これらは、AIで生成したアバターが、入力した台本を自然な口の動き(リップシンク)で話してくれる動画を作成できます。
- 僕もSynthesiaを試してみたのですが、選択する音声によっては日本語が少し不自然に聞こえることもありましたが、技術の進化は目覚ましいものがあります。
- 企業の研修動画やプレゼンテーションなど、顔出しせずに動画を作りたい場合に非常に便利ですね。
- ブログ記事から一瞬で動画化PictoryやInVideo AIは、既存のブログ記事や長文コンテンツのURLを入力するだけで、その内容に合った動画を自動で生成してくれます。過去に書いた記事を動画コンテンツとして再利用したい、という方にはぴったりのツールです。
ブログ記事から一瞬で動画化
- PictoryやInVideo AIは、既存のブログ記事や長文コンテンツのURLを入力するだけで、その内容に合った動画を自動で生成してくれます。
- 過去に書いた記事を動画コンテンツとして再利用したい、という方にはぴったりのツールです。
- 編集作業をAIで効率化日本でも有名なVrewや、NoLangといったツールは、動画編集の様々なプロセスをAIがサポートしてくれます。例えば、無音部分を自動でカットしたり、字幕を自動で生成したりといったことが可能です。
編集作業をAIで効率化
- 日本でも有名なVrewや、NoLangといったツールは、動画編集の様々なプロセスをAIがサポートしてくれます。
- 例えば、無音部分を自動でカットしたり、字幕を自動で生成したりといったことが可能です。
- デザインツールも動画対応おなじみのデザインツールCanvaも、AIを活用した動画編集機能が充実しています。豊富なテンプレートを使えば、専門知識がなくても、おしゃれなショート動画などを効率的に作成できます。
デザインツールも動画対応
- おなじみのデザインツールCanvaも、AIを活用した動画編集機能が充実しています。
- 豊富なテンプレートを使えば、専門知識がなくても、おしゃれなショート動画などを効率的に作成できます。
ただ、これらの専門的なツールは、現状ではまだ利用コストが少し高いのがネックですね。
もう少し価格が下がってくれば、誰もがAIで動画を量産できる時代が本格的に到来するでしょう。
そうなれば、コンテンツ制作のあり方は、また大きく変わっていくはずです。
■まとめ
今回は、Googleの無料AIツール「NotebookLM」、特に日本語に対応した「動画解説」機能の衝撃についてお話ししました。
本当に、AIの進化は日進月歩ですね。
昨日までできなかったことが、今日には当たり前のようにできるようになっている。
だからこそ、実際に自分の手でツールに触れてみることが何よりも大切です。
デモ動画だけ見て「すごいな」で終わらせるのではなく、実際に使ってみて、その可能性と限界を肌で感じること。
それが、この変化の激しい時代を乗りこなすための鍵になるんじゃないかなと思います。
僕自身も、今回紹介したようなツールを駆使して、このポッドキャストのような音声データから、ブログ記事や動画コンテンツなど、あらゆるフォーマットのコンテンツを自動で生成できるような仕組みを構築していきたいと考えています。
まずは、皆さんも騙されたと思って、NotebookLMの「動画解説」機能を試してみてください。
きっと、そのクオリティに驚くはずです。
ということで、今回はこの辺で。
また次回のnoteでお会いしましょう。
じゃあね!