衝撃の事実!日本人の約7割が生成AIを使った経験がない話

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衝撃の事実!日本人の約7割が生成AIを使った経験がない話

衝撃の事実!日本人の約7割が生成AIを使った経験がない話

どうも、Fujinです。

いやー、皆さん、ちょっと聞いてもらえますか。先日、とんでもないデータを見てしまって、僕、結構な衝撃を受けてるんですよ。

SHIFT AIというところが出したレポートなんですけど、なんと日本の20歳から69歳の方々のうち、約7割が生成AIを使った経験がないっていうんですよ!

7割ですよ、7割!

これだけ毎日「AIがすごい!」「時代が変わる!」って言われている中で、7割の人が一度も触ったことがないっていう事実に、正直「マジか…」と声が出てしまいました。

しかもこれ、1年前の古いデータとかじゃないんです。2025年の7月、つまり先月調査されたばかりの、ピカピカの最新データなんですよ。

僕のポッドキャストを聞いてくださっているような感度の高い皆さんは、もうすでにAIをバリバリ活用している方が多いと思います。だからこそ、この現状がいかに「ヤバい」か、共感してもらえるんじゃないでしょうか。

今回は、この衝撃的なデータを深掘りしながら、なぜ今、僕たちが生成AIに対して真剣に向き合わなければならないのか、そしてこの状況が何を意味するのか、僕なりの考えを熱く語っていきたいと思います。これは、もはや他人事じゃありません。

驚愕のデータ!これが日本の「AI利用実態」だ

まずは、ショッキングな数字から見ていきましょう。

「ChatGPTなどの生成AIを使用した経験はありますか?」という質問に対して、

  • はい:31.5%
  • いいえ:68.5%

という結果が出ているんです。

いやー、やっぱりすごい数字ですよね。僕の感覚では、もう7割くらいの人が使っているんじゃないかなって、勝手に思ってたんですよ。でも現実は真逆。AIを使っている人は、まだ3割しかいないマイノリティなんです。

これは、今まさに大きな時代の転換点にいることを示唆しています。「AIを使いこなす側」と「使わない(使えない)側」の二極化が、僕たちの知らないうちに、とんでもないスピードで進んでいるんです。

もう「AIを使いこなせるようにならなきゃね」なんて悠長なことを言っている段階じゃない。その前の、「そもそもAIに触れるかどうか」というスタートラインの時点で、これだけ大きな差が生まれてしまっている。この現実は、本当に危機感を持って受け止めるべきだと僕は思います。

なぜ人々はAIを使わないのか?浮かび上がる「2つの巨大な壁」

じゃあ、なんでこんなに多くの人がAIを使っていないんでしょうか?

その理由を探ってみると、さらに根深い問題が見えてきます。AI未経験者にその理由を尋ねたところ、上位2つの回答はこうでした。

  • 利用方法が分からない:48.3%
  • 業務や日常生活で必要性を感じない:48.0%

「利用方法が分からない」というのは、まあ理解できます。新しいテクノロジーですから、「プロンプトって何?」「どういう風に質問すればいいの?」と、最初の一歩でつまずいてしまう気持ちは分かります。これは、いわば「技術的な壁」ですよね。

でも、僕が本当に問題だと感じているのは、2つ目の理由です。「必要性を感じない」と答えた人が、利用していない人の約半数もいるという事実。

これ、めちゃくちゃヤバくないですか?

つまり、「AIなんてなくても、別に今の仕事も生活も困ってないし」って本気で思っている人が、めちゃくちゃ多いってことなんですよ。AIが持つ本当のパワー、自分の仕事を根底から変え、人生の可能性を広げるほどのインパクトを、全く想像できていない。

これは、AIの真の能力と、世間一般のイメージとの間に、とてつもなく大きな「認識の壁」があることを物語っています。多くの人にとって、AIはまだ「自分ごと」になっていないんです。この「無関心」と「必要性の欠如」こそが、AIの普及を阻む、めちゃくちゃ高くて分厚い壁なんじゃないかなって、僕は強く感じています。

あなたのAI知識、古くない?ほとんどの人が知らない「AIの本当の姿」

さらに調査を深掘りしていくと、この「認識の壁」がいかに根深いかが分かります。

AIを使ったことがない人に対して、「ChatGPTの機能で知っているものは何ですか?」と聞いたところ、面白い結果が出ています。

  • 質問への応答:48%
  • 文章の生成:44%
  • 画像の生成:28%
  • 翻訳:28%
  • 要約:19%

そして、僕たちのような人間にとって革命的とも言える「コード生成」機能を知っている人は、たったの8.3%しかいなかったんです。

これは何を意味するか。つまり、多くの人は「AIって、質問に答えてくれたり、文章を考えてくれたりする、ちょっと賢いチャットボットでしょ?」という、1年以上前の、いわば"初期のChatGPT"のイメージで止まってしまっているということなんです。

そこからAIがどれだけの進化を遂げ、プログラミングやデータ分析、複雑な資料作成までこなせるようになっているか、その事実を全く知らない。だから「必要性を感じない」という結論になってしまうのも、ある意味当然なのかもしれません。

僕自身の話をさせてもらうと、もうAIなしの仕事は考えられません。例えば、YouTubeの台本作成。以前は、関連資料やホワイトペーパーを何時間もかけて読み込んで、ゼロから文章を書き起こしていました。でも今はどうでしょう。

関連資料のリンクをAIに全部渡して、「いつもの僕のスタイルで、このテーマで台本を書いて」と一言頼むだけ。そうすると、僕の口調や文体を完全に真似した、クオリティの高い台本が数分で出来上がるんです。もちろん、最終的な手直しは必要ですが、作業時間はこれまでの1/8以下になりました。もはや、ゼロから自分で台本を書きたいなんて、1ミリも思いません。

これはほんの一例です。AIは、僕たちが「人間がやるべき面倒な作業」だと思っていたことの大部分を、肩代わりしてくれるポテンシャルを秘めている。この事実に気づけるかどうか、体験できるかどうかが、今後のキャリアを大きく左右することは間違いないでしょう。

「AIは難しそう…」その気持ち、分かります。でも…

もちろん、「AIってなんだか難しそうだし、セキュリティも心配」という気持ちも分かります。

調査でも、「どのような生成AIであれば活用してみたいですか?」という質問に対して、

  • 操作が簡単で分かりやすい:55%
  • セキュリティ面での安全性が高い:38%
  • 回答の精度が高い:33%

といった回答が上位に来ています。特に「操作が簡単」を求める声が圧倒的に多いのは、注目すべき点ですよね。バイブコーディングのような専門的なツールは、多くの人にとってまだハードルが高いのが現実です。UI/UXの分かりやすさが、今後のAI普及の鍵を握っているのは間違いないでしょう。

セキュリティや、ハルシネーション(AIがもっともらしい嘘をつくこと)といった回答精度の問題も、もちろん重要です。これらは、AIを使う上で必ず向き合わなければならない課題です。

でも、ここで僕が言いたいのは、これらの問題も、結局は使う側のリテラシーで大部分はカバーできるということです。

セキュリティに関していえば、「無料のツールに機密情報は入力しない」「提供元のプライバシーポリシーを確認する」といった基本的なことを守るだけで、リスクは大幅に減らせます。ハルシネーションだって、「AIの回答は鵜呑みにせず、必ずファクトチェックをする」「複数のソースを参照させる」といった使い方を工夫すれば、かなり防ぐことができるんです。

つまり、AIをただ怖がったり、完璧なものが現れるのを待っていたりするのではなく、今のAIの「クセ」や「限界」を理解した上で、どうやって賢く付き合っていくか。その試行錯誤こそが、AIリテラシーを向上させる唯一の道なんです。

最大の問題は「無関心」。AI格差はもう「そこにある危機」だ

そして、今回のデータで最も僕が危機感を覚えたのが、最後のこの質問への回答です。

「今後、機会があれば生成AIを活用してみたいと思いますか?」

この問いに対して、「そう思う」「やや思う」と前向きな回答をした人は、合わせてたったの34%弱。逆に言えば、残りの約7割の人は、AIの活用に否定的、あるいは無関心なんです。

もう、お分かりですよね。

AIを使っていない7割の人が、今後もAIを使おうとあまり思っていない。

一方で、AIをすでに使っている3割の人は、その利便性を実感し、どんどん活用して生産性を爆上げしている。

この構図は、何を意味するのか。

そう、「AI格差」は未来の話ではなく、今この瞬間にも、すさまじい勢いで広がっているということです。

AIを使っている人は、AIの力を借りて、1時間で10時間分の仕事ができるようになるかもしれない。

AIを使っていない人は、これまで通り10時間かけて同じ仕事をするしかない。

この差が、1日、1ヶ月、1年と積み重なったらどうなるでしょうか?

その差は、もはや追いつくことが不可能な、決定的な差となって個人の生産性、ひいては収入にまで直結してくるはずです。

「気づいたら自分の仕事がなくなっていた」

これは、遠い未来のSF映画の話ではありません。AIに無関心でいる人にとっては、数年後に訪れるかもしれない、極めてリアルな現実なんです。このデータは、その静かなる警鐘を鳴らしていると、僕は受け止めています。

でも、絶望するにはまだ早い。今が最大のチャンスだ!

と、ここまで少し暗い話が続いてしまいましたが、僕は決して皆さんを怖がらせたいわけじゃないんです。むしろ逆。この状況は、見方を変えればとんでもないビッグチャンスだと僕は思っています。

なぜなら、まだ7割の人がスタートラインにすら立っていないからです。

考えてみてください。AIという、産業革命以来のインパクトを持つと言われるテクノロジーが登場したのに、ほとんどの人がまだその本当の価値に気づいていない。みんなが同じ「ゼロ」に近い地点からスタートできる。こんなに面白い状況は、そうそうありません。

今、この瞬間からAIを学び始め、試行錯誤を繰り返していけば、1年後にはどうなっているでしょう?

何もしてこなかった大多数の人たちと、追いつけないほどの圧倒的な差をつけているはずです。AIを使えるというだけで、市場価値がとんでもなく高い「超優秀な人材」として見なされる時代が、すぐそこまで来ています。

会社でAIの利用が禁止されている?

だったら、プライベートで徹底的に使い倒せばいいんです。

何から始めたらいいか分からない?

だったら、まずはChatGPTの有料版に登録して、毎日何か一つ、質問を投げかけることから始めてみましょう。

この小さな一歩を踏み出すかどうかが、あなたの5年後、10年後を大きく変えることになる。僕はそう確信しています。AIを舐めていたら、本当に大変なことになりますよ。でも、AIを味方につければ、これほど心強いパートナーはいません。

今回のデータは、僕たちに厳しい現実を突きつけると同時に、大きなチャンスのありかを指し示してくれています。この格差がさらに広がり、取り返しがつかなくなる前に、ぜひ「AIを使う側」の3割に飛び込んできてください。そこには、間違いなく新しい世界が広がっていますから。

ということでまた次回のnoteでお会いしましょう。

じゃあね!